三宝屋について

三宝屋はベビーカステラのお店です。

三宝屋は阪神間を中心に兵庫県~福井県までのお祭りでベビーカステラを販売しております。
「三宝屋(ミタカラヤ)」の屋号は宝塚市にある清三宝荒神(きよしさんぽうこうじん)さまの当時の館長より、至誠奉謝(きわめて誠実に真心をもってお礼を申し上げること)というお言葉とともに先々代が頂いたものです。
お祭りは地域に根差したものであり、年に数回しかないイベントですから、その時期が来るのを皆さんが楽しみにしていらっしゃることと思います。 私ども三宝屋は、そんなひとときをより楽しく過ごしていただけるよう、微力ながらもお手伝いしたいと常に考えております。

その昔、先々代がベビーカステラを考案した当時はプロパンガスが普及しておらず、炭を使用して焼いておりました。 カステラ焼き機のギアの部分には鈴がついており、それを回転させるたびにチリンチリンと音がして俗に「ちんちん焼き」とも呼ばれはじめたようです。

以下は、三宝屋の昭和30年代の写真です。 ベビーカステラ、あんまきなどを製造・販売している様子は今も昔も変わりませんが、服装や髪型などを見ると当時の風景に懐かしさを覚えます。